2009年04月29日

痛みについて

Q.人工股関節置換術で痛みはすっかり良くなりますか?
 
A.最も深刻な関節の摺り合わせ部分の痛み(関節痛)は軽快します。
筋肉が弱くなっているための疲労性の痛みや、腰椎や膝関節に起因する痛みは残存する可能性があります。
しかし、そういった症状も手術によって歩容(歩く姿勢)が正常化したり関節可動域が改善することで軽減します。 
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2009年04月27日

脚の長さ

Q.左右の脚の長さの差(脚長差)は人工股関節手術で改善しますか?

A.脚長差には実際の下肢の長さに違いがある場合と、見かけ上の(骨盤の傾き・背骨の弯曲・股関節の内転または外転拘縮によるもの)脚長差があります。
 
実際の長さの差であれば、3cm程度までは治す(矯正する)ことが可能です。
 
骨盤の傾きや背骨の弯曲は、その状態が長い期間続いていると元の状態に戻りにくくなります。いずれにしても体覚的な脚長差の程度が重要で、ぴったり長さをそろえると余計に長く感じてしまうことがあります。
 
年齢・罹病期間・股関節の動き(手術によって改善する予想の関節可動域)を参考に術前計画を立てて手術中に補正をします。
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2008年11月28日

人工股関節置換術について

Q.人工股関節置換術を受ける時期はどのように決めたらよいですか

A.股関節の痛みは勿論ですが隣接した膝関節や、腰の痛みや状態も参考にします。また股関節の動きと筋力の低下があまり目立たない時期に手術を受けられた方が術後にに得られる機能はより高いものになります。
posted by Dr.Hayashi at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記